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長老からの手紙 [日記]

リゼルのメールボックスに、一通の手紙が届いた。ドラウの長老からの手紙だ。

「ついにきたわあ。待ってたのよ〜」

手紙を持ってねぐらに戻ってきたリゼルを、他の姉妹達がわっと取り囲む。

「ねえねえ、なんて書いてあるの?」

「早く読んでよ。」

「まあまあ、待ってよ。えーとねぇ・・・あなたの功績は・・・山火事のように・・・?」

「へ?」

「なにそれ?」

「・・・ストームリーチの小道や中庭から、その先の地まで、広まっている・・・。」

「ど、どうやら・・・褒めてはいるみたいね・・・。」

 かたまる姉妹達の中で、例によってどこからかリゼルへの手紙の件を聞きつけてやってきたシシィが、腹を抱えて大笑いしている。

「なんであんたがいるの?」

 不思議そうに尋ねるノイラに

「長老から聞いてきたの。ただのエルフだと思ってたけど、彼女は偉大だ、ってもうべた褒め。でもあの長老の表現方法は独特でねぇ。本人はこれでものすごく褒めてるつもりだから、大目に見てやってよ。」

「そうなんでしょうねぇ・・・。」
 その後リゼルは長老に会いに行き、ソーサラーの魔力の源とも言えるカリスマをのばせるという魔法の本をもらってきた。

「でもドラウの一族が協力してくれるってのは、その本だけじゃないんでしょ?」

 不思議と興味津々なノイラが身を乗り出して尋ねる。

「うん。あとはねぇ・・・もう一人誰かここに連れてこれるような話だったわよ。しかも私達より高い能力値の人をね。」

「もう誰が出てきても驚かないけど・・・・たとえば、私達の誰かがもしも一からやり直したい、とか言えば、最初からある程度高い能力で始められるんでしょ?」

「それもできるって。でも誰が?」

「私が。」

「ええ!?」

 ノイラの爆弾発言にみんな一斉に声をあげた。

「だってせっかくここまでがんばったのに・・・。なんでまた・・・。」

「最近いろいろ考えちゃってねぇ・・・。」

 レベル10になってからもうだいぶ過ぎる。高レベルのクエストもたくさん追加されて、行ける場所もたくさんあるのだが、最近自分のスキルに不安を覚えているというのだ。

「ちょっと欲張りすぎたかなって。クレリックとしてはあくまで補助だと思ってるから特に気にならないなんだけど、ローグとしても今のままでは半端だし、もう少し、ローグらしくなりたいなとずっと思ってたのよ。でも今のままじゃねぇ。」

「でも・・・一からって、本当に1レベルからのやり直しになるのよ?あのむかつくグッドブレードの話も一応聞いてやらなきゃならないし・・・。」

「それに今までいろんなところでもらった便利なアイテムだって・・・。フィアランのブローチなんてすごく重宝してたじゃない。ソロウダスク島のもめ事を解決してもらったあのコウモリだって・・・。」

「そうね・・・。速く走れないとか、うっかり飛び降りると死ぬとか、いろいろ不都合はあると思うんだけど・・・でもやっぱりやり直す。今のまま、自信がないままではどこにも行けないもの。」

 ノイラの決意は固く、ついに彼女は1レベルに戻ってやり直すことになった。そして・・・。


「おまたせ〜。」

 銀行や背負い袋の荷物を整理して、1レベルからやり直すために装備も全部入れ替えたノイラが、帰ってきた。

「ああ!?髪!どうしたのそれ!?」

 長かったノイラの髪は肩よりも上でばっさりと切られ、アッシュブロンドからくすんだ青に染められている。

「へへへ、実はずっと切りたかったの。シシィの髪型がすっきりしてていいなあと思ったんだけど、カーナみたいに縛っておこうかなとか、いろいろ考えて、こうなりました。色はまあ、もうひとつ気分を変えようかと思って。さてと、私が持てなくなった荷物はしばらくの間みんなに持っててもらう。がんばって早くレベルアップするから、窮屈だろうけどよろしくね。」

「そんなのはいいって。しばらくは活動場所もハーバーメインでしょ。でも何かあったら声をかけてよ。」

「ダイジョウブ。しばらくはのんびり、ハーバーを歩いてみるわ。」

 こうして、ノイラは1レベルローグとなり、再出発をはかることになった。


四女
ノイラ・グレンフォード 種族:エルフ
ローグ ローフルニュートラル(秩序にして中立)
能力値は上から順に14/17/10/14/14/10

32ptキャラとして生まれ変わり、初期能力値のSTRが12から14へ

いずれはローグとクレリックの二足のわらじを履く予定。だがいまのところローグとしての地位を確立すべく、地道に訓練を積む毎日。早くもウォーターワークスを制覇し、マーケットプレースへは出入り自由となっている。髪を切って色も変えてからは、以前より雰囲気が柔らかくなったと評判。以前はアイテム運のなさに泣かされたが、心機一転したことで多少は運が向いてきてくれないかと密かに考えているらしい。
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コメント 5

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エルトダウン

こんにちわー。初めてかきこみさせてもらいますー。

フェーバー1750達成おめでとうございます。

私は、まだ1000越えたあたりなので雲の上の
話ですけどね。。。

しかし、生まれ変わって早々にマーケットプレイス
に来ちゃったのですね、ノイラさんは!
相当なおしゃまさんですねー。
そもそもエルフは気長な種族なのになぁ

今後のノイラさんの活躍に期待します!!
がんばってください。
by エルトダウン (2007-06-10 19:18) 

キアラ

 ギルドのメンバー一覧を見ていて、ビックリしました。再出発ですか....。よく踏ん切りをつけましたねー、感心しちゃいます。
 また私の低レベルキャラと御一緒をお願いいたしますね。よろしくね。
by キアラ (2007-06-11 10:45) 

ノイラ

>エルトダウンさん
いらっさいませ〜♪

>フェーバー1750達成おめでとうございます
ありがとうございます。
貯めたのはリゼルだけど・・・・(^^;

ドラウの長老のよーわからんほめ方には、一同目が点でした(・・;

5人ともエベロンに来たばかりは「慌てない慌てない」と、地球という星の一休という坊さまの教えのごとくのんびりとしていましたので、レベル10になるまでにはけっこうかかりました。

でも再出発なら、同じ轍は踏まずに進めるはずなので、けっこうスムーズに来ています。

これからもがんばりまーす(^^)

>キアラさん

>よく踏ん切りをつけましたねー、感心しちゃいます。
カーナを再出発させるつもりでいたんですけどねぇ。どうもウィザードの先行きに暗雲が立ちこめてきたので、カーナは慎重派に。対してローグとして生きていくつもりだったはずのノイラがだいぶ悩んでいたようなので、ここでドンと決心しました(笑)

もう少しでレベル4なので、今のうちにセルリアンヒルズにも遊びに行きたいところです。そのときはまたよろしゅうに〜(^^)
by ノイラ (2007-06-11 20:45) 

キアラ

 なにか、変なトラックバックがついてますね。
 削除されるとよろしいかも。
by キアラ (2007-07-04 10:15) 

キアラ

 最近、6姉妹のどなたとも御一緒せずに、Requiemさんとばかり逢瀬(?)を楽しんでいましてすみません。
 いちど、パーティーを組んで行ってみたいと思っているのですが、Requiemさんはパーティー恐怖症なところがあるのでしょうか?(笑)
by キアラ (2007-07-11 14:31) 

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